温暖と言われる南房総で、自給自足を目指しながら、農的な生活を楽しむ男の色々な日記です。

DIYを楽しむ/2012-02-17

トラクターのメンテナンス-1。

  • 02月17日

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 中古で購入して初めてのメンテナンスです。

 2008年11月29日に購入した、中古のトラクター、型名はTU185F(LandHope185)で、ロータリーはWRY170。購入して初めてメンテンスを行うことにしました。農業機械はメンテナンスを農機具屋さんに依頼するとも出来ますが、せっかくですから自分で行うことにしました。自分に出来る範囲で行いますから、範囲は限られています。しかしながらこれを行うと、行わないとでは寿命に大きな差が出てくるはずです。
 まず事前にエンジンオイルフィルタ、フュエルフィルター、をネットで発注しておきました。エアークリーナーのフィルターも注文しようかと思いましたが、こちらは圧縮空気でのクリーニングのみにすることにしました。
 エンジンルームを明けて、色々と診てみると色々と都合の悪そうな部分があります。

  • Vベルトが緩んでいる。こんな状態でよく今まで持ったものです。
  • ミッションオイルの量が下限ぎりぎりより下にある。一番大切な部分、気がつかなかった。
  • ラジエターの前面網が詰まっている。寒い今は良いのですが、夏場は大変なことになる可能性があります。
  • バッテリー固定用のロッドが外れている。よく問題が起きなかったものです。
  • バッテリーの電極コネクターが緩んでいる。時々エンジンが回らなかったのはこれが原因。
  • デコンプ用のワイヤーの動きが非常に渋くなっている。時々スイッチを切ってもエンジンが止まらなかった理由のようです。
  • フロントアクスル(左車輪部分)に使用後時々油漏れがある。
  • フュエルフィルターのフロートが完全に浮いて、底にはかなりの異物が溜まっている。

一方ロータリー側では。

  • ロータリーのギアーオイルが何かおかしい。時々油が給油口から漏れている。
  • ユニバーサルジョイントの部分にグリースが注入できない。
  • ロータリー全体の平行が何かおかしい。右側が下がっている感じ。
  • 自動耕深制御がおかしい。耕起した後が凸凹になる。
  • 自動耕深制御使用時、ロータリーが降りないことがよくある。マニュアルでは問題なし。
  • 尾輪の取り扱い説明が有るが、そのようにしたことが無い。
ダイナモ部分
 ダイナモを駆動するVベルトが極端に緩んでいたため、この位置を調整して張り直し。最初は取り付けようのボルトが固着して、なかなか緩まなかった。VベルトのサイズはA38のようです。
バッテリ押さえ
 バッテリーの前面上部を固定するL字型のバーががたがたに緩んでいた。L字型のバーの両側のロッドをきちんと固定して、バッテリーを固定、
ラジエター網
 ラジエターの前に有る金網、これもかなり目詰まりを起こしていた。前に一度ネズミが入り込み、藁くずなどを詰まらせたこともある。定期的に点検が必要なようだ。
 そして右がフュエルフィルター、フロートが完全に浮いている。水が溜まっていいると言うことか。
フュエルフィルター
傾斜調整説明尾輪取り扱い 左がロータリーの傾き調整に関する説明書。ロータリーの左側リフトアームに結合されたアームと、左側ローワーアームを繋ぐロッドの長さを調整することで、傾き調整が出来る。そして右側が尾輪の取り扱い説明。はね上げ固定時はともかく、路上走行時と耕運作業時で、ピンの位置を変える様になっている。今までは路上走行時の位置で使っていた。耕耘作業時に、このピンの位置を変えることで、回動可能範囲が制限無しになる。畦際での作業時、尾輪が畦に乗りあがって、ロータリーが下まで下がるのだろう。

 尾輪使用時、畦際では尾輪が逃げないので、ロータリーが浮いてしまい、その分耕起出来ない部分があった。上手く行けばこれがかなり解消できることになりそうだ。しかし基本的には耕運作業モードでロックになっていて、そのピンを外す事でロックを外せる様になる、と言うこのようで、畦際での操作時にはそのロックをはずす必要がありそうです。そのためにロックの部分にフックが出ていて、そこに指などを掛けられるようになっています。知らなかったです。
 ロータリーの傾き調整も何とか出来そうだ。問題は自動耕深制御使用時、ロータリーが降りないことがよくあることだ。現象としてはいつも発生するのではなく、作業し始めに頻繁で、落ち着いてしまえばきちんと降りるようなる。更に自動耕深制御を使わない時は問題無く降りるから、スイッチを含む制御部分が接触不良か、何かを起こしていると言うことか。この部分を明けて確認してみよう。
 ロータリーのギアーケース部分のオイルは、準備が出来次第交換することにします。ただフロントアクスル部分に関しては、どうしようか迷っている。オイル漏れの状況を見ながらの判断になるが、このところは漏れていない。
 ロータリーを駆動する、ユニバーサルジョイント部分のグリースニップルが詰まっているのは、グリースガンを何回も強く操作することで、何とか直ったようだ。これからは出来だけ頻繁にグリースアップすることにしよう。更にロータリーを動かすリンクの部分への注油も忘れずにする必要がありそうです。

 見つけたローリングセンサー。

 このトラクターの制御系はコントロールボックスに収められています。そこで中の様子を見たくて、取り外して見ました。一応防水、防塵は考慮されていますが、完全ではないようです。コントローラー回路自体は樹脂で固められていて、コネクター部分を除けば大丈夫なようです。
 そしてトラクター自体の傾きを検出するローリングセンサーと、その調整機構を見つけました。ローワーアーム側での調整と、センサー側での調整が両方できるようです。

尾輪操作部コントロールボックスコントローラーローリングセンサー調整部
 尾輪上部の操作で、真ん中に見えるピンの位置を変えて、尾輪の稼動範囲を変えます。 外したコントロールボックスです。内部まで泥跳ねが見られます。ということはここまでは水が入るということです。 コントローラーの内部で、基板全体が樹脂に埋め込まれています。ここには泥跳ねは見えません。 このロッドを回して、ローリングセンサーの角度を変えて、相対的にロータリーの傾きを変えます。でも何故スプリングピンがついているのかな。

 ロータリーの作業時の傾きは、トラクター本体に対するロータリーの傾きと、トラクターに取り付けられているローリングセンサーからのデーターによって決まります。本来ロータリーがトラクター本体に対して平行に取り付けれていれば、ローリングセンサーはトラクター本体が水平なとき、水平であるとのデーターを出せば良い訳です。原理的にはローリングセンサーとロータリーが平行であれば、良い訳ですから、どちらで調整しても構わないことになります。でも理想的にはロータリーとトラクターを完全に平行にすべきなのでしょうね。
 そこでロータリーを調整するときは、自動平行制御をOFFにして、先ずロータリーがトラクター本体と平行になるようにしたいと思っています。でも調整自体はローリングセンサーの傾きを調整するほうが、非常に簡単ですから、微妙なところはこちら側ですることになるかも。
 尾輪の操作は、畦際でのロックの操作が必要になるようですから、ちょっと難しそうです。やってみないと分かりませんが、畦際のスタート部分では、尾輪が有効に働かないと、ロータリーが深く潜ってしまいそうです。すると次にロックしようとしてもロック出来ずに、尾輪が効かない状態が続いてしまいそうです。まあやってみないと分かりません。

  • 02月19日

 フュエルフィルターの空気抜き。

 未だフィルター類は届いていません。そこで初めてのディーゼルエンジンの、フュエルフィルター交換に関して色々とチェックしていました。そんな中で空気抜きの必要性を説明しているものが、かなり出てきました。心配になってトラクターの方を確認してみました。TU185Fに関してはあまり心配しなくても良さそうです。と言うのはフィルターの位置が、燃料タンクの位置よりも低く、燃料圧縮ポンプの位置よりも高く、フィルターから燃料圧縮ポンプへの経路もフィルターより低い位置にあります。従ってフィルター部分の空気抜きさえ行えば、問題ないらしいことが分かりました。フィルター交換時、フィルターキャップの中に軽油を入れておけば、さらに良さそうです。フィルターが燃料圧縮ポンプよりも低い位置に有ったなら、あるいは燃料タンクより高い位置に有ったなら、えらいことになるのでしょうか。

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