畑を楽しむ/2014-07-04
御堂横畑ー8。
- 7月4日
アオバツ大豆の栽培。
7月半ばがアオバツ大豆の播種時期と聞いています。未だちょっと早いのですが、これは断根、芽切り、緑化、挿し木による栽培ですので、ちょっと早めに播種を実施しました。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
そこの部分に小さな穴の開いた苗箱に、厚さ3cm程の土を敷き詰めます。 | その上に大豆を適当に並べます。今回は110個ほど名並べています。 | その上から寒冷紗を被せ、十分に潅水です。 | そして又その上から土を3cm程被せ、たっぷりと潅水します。 |
このままハウスの中で3日程放置します。そして下の方で見られるように、苗箱の底の穴から根が出てきます。適当に根だしが確認できたら、覆土を寒冷紗ごとはがし、日に当てて、緑化を半日ほど行います。そしてその後再び覆土を行い、発芽を待ちます。
今回は220個程の種を蒔いていますが、どの程度苗が出来るか、分かりません。御堂横畑で、株間50cm程で植え付けると、一畝辺り65株程必要になります。出来ることなら2畝分、130個程の苗が取れると良いのですが。発芽、した後、芽切り、断根して挿し木をしますから、その段階で駄目になるものも出ると思われますので、やや多めに播種しています。
大豆は基本的は直播で行う予定です。更に予備用にセルトレイでも苗を作る予定にしています。畝数は10程度になるかと思っています。
畑の方は小麦、大麦、ライムギを収穫した跡地を使います。肥料気は全く施していません。麦類の残肥と、麦わら、雑草等の有機物が多少は効いてくると思っています。麦を収穫してから2回トラクターで耕起していますが、未だ残菜の十分な鋤き込みが終わっていませんので、もう一度耕起を行う予定です。畝立は行わずに平畝で作ることにしています。そしてある程度育ったところで、土寄せを行う予定です。そこで畝幅は100cmにしようかと思っています。
丹波黒大豆。
アオバツ大豆と同じ方法で、7月1日に丹波黒大豆を播種しています。
丹波黒の種はわずかに18個しかありません。果たしてこれでどの位の収穫が望めるのか。課題は水と肥料とカメムシです。肥料に関しては、米糠を根元に散布して育てている人も居るそうですから、その手は使えるかと思います。そして御堂横畑は元々田圃ですから、水口は有ります。塩ビ管のφ50物が使えそうですから、万一の場合は大丈夫そうです。肥料と言う面からはマイナスになるかも知れませんが、籾殻も根元への被覆材として使えそうです。大豆の後作はエゴマにするつもりですから、あまり肥料気は残したくありません。苗の植付と、播種は、現状の麦収穫後の状態のまま行い、途中から米糠と籾殻を根元へ被覆する方法で行こうかと思います。
カメムシ対策、考案したカメムシ捕獲機だけでは対応しきれそうに有りませんから、木酢も合わせて使おうかと思っています。庭の畑で作っているシシトウ、ピーマンの例からすると、カメムシは取っても取ってもなかなか居なくなりません。先ずは初期の段階で、寄せ付けないようにすることも必要な様です。それが木酢で出来ないかとと言うことです。
- 7月5日
丹波黒大粒大豆緑化完了、再度覆土。
丹波黒大粒大豆の覆土に割れが入り、覆土を寒冷紗毎外して、緑化です。
覆土に割れが発生するのは、大豆が大きくなり、発根、発芽し始めて、容積が大きくなったために、寒冷紗を持ち上げたためです。緑化は今日は曇っている為、一日やっても不十分な状態でしたが、再度覆土してしまいました。覆土の量は、寒冷紗の上から覆土した分では足らず、追加して行っています。近い内に挿し木可能になるかと思います。
- 7月6日
大豆予定地、作付準備完了。
麦類の跡地で、麦わらがなかなか鋤きこめなかった大豆予定地、今日トラクターで耕起して、大体藁の鋤き込みが終わり、作付準備完了です。
トラクターは普段はロータリーを中速(2速)で回すのですが、今日は高速(3速)で回しました。そして浮き藁が少しでも鋤き込めるように、3回程同じ場所を耕起しています。それでやっと麦藁が鋤きこめた感じです。
キクイモは畝間の雑草だけ取り除いていますが、すこぶる元気です。これなら近い内に背丈は2mになるでしょう。この場所は以前雑草を積み上げていた場所で、今まで白刀豆とトマトを作ったことがありますが、その他は使ったことはない所です。
生姜は大生姜と、普通生姜を作っていますが、大生姜の方は雑草の中、発芽出来なかったものが多いようで、種イモの確保がぎりぎりの線かも知れません。これから芽を出すものも有るかも知れません。普通生姜は大体発芽したようで、食べる分と、種イモ用にはなりそうです。