畑を楽しむ/2013-02-20
籾殻薫炭を作るー1。
- 2月20日
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今日籾摺りの際、籾殻が何袋か取れたので、近く籾殻薫炭を作ります。
家の場合、30Kg程度以上の籾の、籾摺りをする場合は、近くの精米組合の精米所を使って、籾摺りを行います。10Kg程度の場合は自宅の籾摺り機を使います。今日は70Kg程の籾摺りがあって、精米所で籾摺りを行いました。籾をすれば当然籾殻が出ます。籾摺りをしても、籾殻を持っていく人と、持って行かない人がおり、今日はたまたま籾袋4袋ばかり貯まっていましたので、持ち帰っています。前に貯めておいたものが4袋ありましたから、これで8袋貯まりました。
今回は8袋有りますから、様子を見ながら全部を薫炭にしてみても良いかと思っています。それだけ余分に時間と、手間がかかりますが。明後日朝一番からの仕事です。
- 2月22日
籾殻袋8袋で薫炭つくりです。
今日は一日時間が取れますので、早速籾殻薫炭作りです。籾殻は8袋ありますから、全てを使うことにしました。
8袋積み上げるまでには、煙突の周りに何度も周りから籾殻を寄せています。煙突の周りが最初に焦げ初めましから。後は時々回りの籾殻を煙突周りに寄せながら、全体が焦げるのを待つことになります。今まで6袋はやったことがありますが、8袋は初めてなので、出来上がるのにどの位時間がかかるのか、不明です。夕方までには火を落としたいのですが。
真ん中は全体に黒味を帯び、山の途中から煙が出て、八割方出来上がり。そして右側が全体に黒くなり焼くのは終わりです。ここまで焼くとちょっと焼き過ぎです。
![]() | ![]() | そして薫炭器を外します。やはり内部は多少燃えているようです。ここまで8時間ほどかかっています。そして最後に火消しの為に水をやります。12リッターのバケツで20杯、240リッター程やっています。周りには水が溜まっていますから、十分だとは思いますが、まだ気が抜けません。夜9時頃もう一度、火が完全に消えているか確認します。 今回で薫炭器がかなりいかれてしまい、次回は新しい物が必要になるかも知れません。 |
籾殻薫炭は買うとかなり高価なもので、普通はあまり使われません。その効果に関してはよく分かりませんが、使った感じ、粘土質に鋤き込むと、水はけが良くなる事は事実です。狙いとしては線虫等の虫対策になればと思っているのですが。さらには稲の育苗用用土に使って、軽量化が狙えます。米糠に少し混ぜて、散布すると、青虫対策になるという話もあります。籾殻薫炭は炭ですから、もっと色々と良い事があると思います。
消火2時間後、午後7時過ぎに様子を見たところ、まだ多少蒸気が出ている感じ。追加でバケツ6杯の水をかけておきました。更に1時間後、まだ出ている感じあり、という事で加えて4杯かけました。かけている水は井戸水です。という事は温度が高い、それで蒸気が出ている可能性があります。足で薫炭をかき回したところ、全体がぬれている感じです。それで井戸水をかけたことが原因と思い、水掛終了としました。よく見てみると、井戸水からも蒸気が上がっているようです。冬場はこういうこともあります。
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