畑を楽しむ/2012-11-07
落花生の栽培ー4。
- 11月07日
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落花生の収穫が最盛期を迎えました。
今年は初めて道の駅へ出荷しています。
10月24日から落花生の収穫を行っています。最初は公園横の畑の落花生で、こちらだけでオオマサリ、千葉半立ちを合わせて300株程有ります。こちらの落花生は成りが今一つ良くなく、表面が多少虫にやられたように黒い点が付き、さらに全体の色が多少茶色っぽく、きれいではありませんでした。
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収穫の終わった公園横畑の落花生です。収穫後の残菜は畝に置きっぱなしです。 | こちらは7畝中3畝の収穫が終わったお堂横畑です。 | お堂横畑1畝分約役40株から収穫した落花生を洗い桶に入れたところです。 | 井戸水で4回ほど洗った物を大ざるに広げて更に水道水で流したところです。 |
一方お堂横の畑の落花生は比較的成りが良く、殻の色も白っぽく、良品率もまずまずでした。こちらは7畝、280株ほど作付けています。生落花生は乾きが進むにつれてその良否がはっきりしてきます。その為公園横畑の落花生は、乾燥が進むつれて茶色になるものが多くて、初期に収穫した落花生で、保存に使えるものはほんの僅かになっています。ただし保存用の落花生は、出荷用に良品を選別した残りの物ですから、当然と言えば当然ですが。お堂横畑の落花生は、選別後の残り物にもかなり良いものがあり、こちらは本格的に保存が出来そうです。
上の写真の右から二枚は、お堂横畑の落花生1畝分です。ここから出荷用に約半分を選別します。今のところ出荷するために選別していますが、そろそろ自家用に全てを保存用にすることにしています。はねだした物だけを自家用に保存では、何のために落花生を栽培しているか分からなくなりますから。栽培はあくまでも自家用にすることで、十分に乾燥後、無水鍋で炒って食べます。
生落花生はほとんど乾燥してない状態で、標準的な大きさで一粒当たり5gr程あります。これが乾燥が進む連れてどの程度軽くなるか、データーを取ってみようと思っています。
落花生は収穫が遅れると、中にカビが拡がる可能性があります。去年はこの点が問題になりました。炒って食べる分には多少のカビは問題ありませんが、生をゆでて食べるのには問題があります。その為出荷も考えていた今年はその点を注意しながらの収穫になりました。今のところ内部がカビてる物はほとんど有りませんが、。やはり表面が薄い灰色に変色しているものは、内部にカビが拡がっています。収穫した落花生の中には、他のものに比較して異様に大きな殻になるものが多少見受けられます。これは抑えると殻が簡単におへこみ、中は空っぽです。本来は中の種に回る養分が、殻に回ってしまうのでしょうか。不思議です。
- 11月09日
落花生の収穫が終了しました。
種落花生を選別し、後は保存用に。
先月24日から始めた落花生の収穫が、やっと終了しました。合計で16日かかってしまいました。単に収穫だけであるなら、半分の8日位で終了したと思いますが、道の駅への出荷をしながらの収穫で、ここまでかかってしまった感じです。
そして今日は小屋裏で乾燥している落花生から、来年用の種落花生を約400個選別しました。昨日からは道の駅への出荷は行わずに、すべて保存用に収穫し、家中で乾燥を行っています。
今小屋裏には5枚のござに落花生を載せて乾燥していますが、今日の収穫分を加えると、ござ約7枚分の量になります。ござ2枚で一次乾燥しているものを、無理やり1枚に抑えてのことですから、かなりの量になります。
収穫後周りに張っていた電気柵を外し、この後適当な時期に米糠を散布して鋤き込むつもりです。落花生の後作はエゴマ考えていますから、しばらく空きになります。そこで緑肥として麦を作付けして、春先に鋤きこもうかとも考えています。
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