田圃を楽しむ/2017-03-22
田圃を楽しむ-7。
- 3月22日
コシヒカリ、マンゲツモチ、朝紫の播種実施。
催芽を終了して3日、今日は朝から苗箱への床土入れから、播種まで一気に実施です。苗箱の数は全部で149箱、一度に撒く苗箱の数としては最大です。また苗箱辺りの種籾は100grで、これも今までにない量です。昨年は70gr/箱ですから、4割ほど多い感じです。理由は今まで苗間隔を30cm以上としていたところを、18~20cmに変更するためです。今まではあまりにも疎植過ぎて、株の背丈が伸びすぎて、倒伏してしまうものが多くあったための対策です。
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苗箱への床土入れがほぼ終わったところ。播種機を使っての床土入れです。 | 床土を入れた苗箱をハウスに積み上げたところで、149箱あります。 | 播種機での播種を終え、ハウスに並べたところ。この後少し散水をして、水気を補っています。 | 苗箱の上にネオポリシャインシートを被せたところです。後はそのまま発芽を待ちます。 |
一番問題なのはこの後発芽が揃わないことです。催芽が」揃わないのと同じ事のようです。今日は天気も良く、苗箱は置いておくと表面が乾き始めるほどでした。そのために散水して水気を少し補っています。ネオポリシャインシートは、被せた後、裾を抑えて、水気が飛ばないようにしていますが、下面は浮かしていますから、蒸れることはないと思います。
- 3月24日
押切の二枚の田圃に入水開始。
地区の田圃に水を供給する堰に問題があり、なかなかきちんとした入水が出来なかった押切の二枚の田圃、今日やっと入水出来るようになりました。早速入水を行ったのですが、四角田の暗渠排水バルブの部分で漏水が激しく、その漏水を治す必要があり、四角田の方は中止しています。漏水はまだ完全には治っていません。
![]() | ![]() | 左が入水を始めた三角田、右が四角田です。四角田にはかなり水が入っていますが、老衰のため、入水を中止しています。三角田の方はこの後入水量を減らして、入水を続けています。四角田の漏水は暗渠の排水バルブ付近から漏れていて、簡単には止まりそうにありません。昨年もこの部分から大量に漏水していたため、冬場に手を入れていたのですが、治っていませんでした。 |
山の田圃の方も水が抜けていて、今日から再び入水です。まずは上の田圃へ入水して、早い時期に代掻きを行いたいと思っています。勝負田方はそれほど水は抜けていませんから、半日ほど再入水すれば代掻きが可能になりそうです。でもトラクターがまだ治って来ていませんから、来るまでは待ちの状態です。
トラクターはPTO部分からのオイル漏れだけではなく、ウオーターポンプも良くない状態とのことで、この部分も直すことにしています。
- 3月25日
山の二枚の田圃耕運機での代掻き実施。
押切の四角田の入水は暗渠バルブ付近での漏れが激しく、中止して、漏水が少しでも減るように細工しています。一方山の二枚の田圃は一気に耕運機で第一次代掻きです。
下の田圃はそれ程ではなかったのですが、上の田圃の西側畦からはかなりの水漏れがあり、代掻き後かなり踏み固めています。また上の写真の左、上の田圃の左側、(田圃の東側になります)に土が見えますが、これは溝を埋めた影響で、高くなったもので、その後直して水平にしています。
山の二枚の田圃はこれでしばらく様子見です。