田圃を楽しむ/2014-12-26
田圃を楽しむ-50。
- 12月26日
ヤンマーコンバインCA135Mのメンテナンス-11。
今日は楊こくコンベアー上部のベアリング交換を思い切って実施です。作業にかかる前にコンバインを動かし、脱穀作業部を稼働して、ノイズの状態を確認したところ、一番嫌な音のしたのは、楊こくコンベアー上部のベアリングで、受継部のノイズは差ほど気になりませんでした。水平から、垂直コンベアーへの駆動部の平歯車にグリースアップしたのが良かったかも知れません。ベアリングの交換にはグレーンタンク部分の取り外しが必要で、かなり慎重に作業を行っています。
![]() | ![]() | ![]() | 左から18本の8mmボルトを外してグレーンタンク取り外し、と言っても浮かせるだけ。続いてべリングのハウジングを外します。右はハウジングを外して出て来た軸です。軸よりもベアリングの方が摩耗していました。 |
ベアリングの内輪と、軸の嵌め合いががたがたですから、ベアリングハウジングは簡単に外す事が出来ませした。、新しいベアリングを軸に差し込んだ所、前よりは隙間も少なく、ベアリングの内輪側の方がより多く摩耗している様です。このベアリングには与圧などは掛けていません。
本来はVVシールを選ぶべき部分ですが、手元にない為ZZシールの物を使いました。使われている構造を見ると、ハウジン部の上部が解放になっていますので、その部分から異物が入り込みます。それを防ぐように、上部に蓋を付ければかなりの異物の侵入は防げそうです。ここは籾がタンク一杯になった時にオーバーフローさせる部分ですから、注意すればめったにベアリング上部に籾が来ることは無いのですが。でもタンクの中は埃が充満します。条件の厳しいストローカッターの部分にさえ、ZZシールが使われていますから、簡単にはいかれないでしょう。
これでストローカッターの切り替えケーブルの部分を除いて、メンテナンス完了です。これから注意が必要な部分は、今年直した刈刃の部分、部品は手元に有りますが掻き込みベルト、そして色々なチェーン関係、各種オイル関係辺りです。ストローカッターの切り替えケーブルは、今灯油に浸けてあります。固着が直れば良いのですが。
一番大切なクローラの部分は未だ見ていませんが、この部分を触りだしたらきりが有りません。未だひびなどは有りませんから、又来年落ち着いたら見てみることにしています。一応のメンテナンスはこれで終わりです。
- 12月27日
ヤンマーコンバインCA135Mのメンテナンス-12。
楊こくコンベアー上部のボールベアリング交換後のノイズは、非常に少なくなりました。脱穀時のノイズは殆どが藁搬送チェーンからの物の様に思われます。楊こく受継ぎ部分のノイズもその中に埋もれてしまっています。ここまで来ると、ストローカッターの動作切り替えも可能にしたい気にもなります。
- 12月29日
楊こくコンベアー上部のベアリングにカバー追加。
どうしても気になっていたベアリング、上面にカバーを追加しました。
- 12月31日
ストローカッター動作切り替えワイヤーケーブル油浸。
ワイヤーケーブルの固着解消方法をネットで探していて、参考になりそうな物が有ったので、実際に行ってみました。