田圃を楽しむ/2014-08-26
田圃を楽しむ-36。
- 8月26日
各田圃の概略収穫日程の設定。
お米の収穫時期が近づいて来ましたが、ここへ来てお天気があまり思わしくありません。雨の欲しい時に雨が降らず、いらない時に降ってくれます。周りの田圃ではその合間を縫って収穫が始まっています。家の田圃も一応収穫の日程を概略ですが立てました。
押切三角田、四角田のコンバインによる刈り取りを予備日を入れて8月30日、31日、9月1日に。
勝負田のコシヒカリのバインダーによる刈り取りを予備日を入れて9月2日、3日、4日に。
山の二枚の田圃のコシヒカリを予備日を入れて9月4日、5日、6日に。
勝負田と山の田圃のマンゲツモチを9月7日以降に。
そして脱穀は乾燥に合わせて空いた日に。
と言う感じです。9月に入ると少なくとも一週間は一番忙しい時期になりそうです。
押切の二枚の田圃は、一応土がかたまり、雨が多少降っても、歩ける状態を維持しています。勝負田の方は、歩けますが、もう少しの所です。収穫までには十分固まると思います。
やはり山の田圃のコシヒカリは穂数が少なく、見た目にも少しみすぼらしい感じです。来年以降個々の田圃をどのように使ってい行くか、色々と考えることが必要な様です。勝負田のマンゲツモチは近年になく出来は揃っている様です。穂も大きく、穂数もまずまずの感じです。
押切三角田の朝紫刈り取り。
予定より遅れていましたが、押切三角田の朝紫のバインダーによる刈り取りを行いました。
勝負田のマンゲツモチが作付てある北側は、なかなか乾くことは有りません。その為今まではかなりの範囲手刈りになっていました。今年も未だ北側は十分に乾いていません。手刈りはかなりきついので、出来ることならバインダーで刈りたい所ですが、果たしてどうなることか。
三角田にはやはり雑草が全くと言って良いほど雑草が無い。
想像はしていたのですが、朝紫を刈り取って改めて驚きです。三角田には去年悩まされたマツバイ等の雑草が全く有りませんでした。マツバイ対策として小麦やレンゲを播種したりはしましたが、その効果とは思えません。昨年よりも水深を深くしたことは効いているかと思います。四角田では水深の浅い所に集中してマツバイが繁茂していました。コナギなどの雑草も無いことを考えると、やはりザリガニのおかげではと考えざるを得ません。落水時三角田では数百匹のザリガニを捕獲しています。ザリガニの被害もかなりの範囲に及びましたが、この程度の被害なら、雑草に悩まさられるよりはましかも知れません。勝負田の前例も有り、ザリガニの果たす効果に納得です。一番のポイントは、ザリガニを一定レベルに抑制することの様です。でもザリガニがいても、水深が有るレベル以上でないと、その効果は期待k出来ないかも知れません。
- 8月27日
押切の田圃の刈り取り日程変更。
ここへ来て天気が思わしくない日が続きそうです。予報では8月30日まで曇り時々雨、と言うことで刈り取り日程の変更です。9月に入ると良い天気が続きそうなので、予備日を入れて、9月1日、2日、3日に変更です。従って勝負田、山の田圃のバインダーによる刈り取りも変更となります。こちらは未だ土が完全には乾いていませんから、そちらとの相談にもなります。いずれにしてもやや遅れ気味になりそうな感じです。
今日勝負田の中を歩いてみました。コシヒカリが作付られている部分に関しては、昨日からの雨で、表面は多少ゆるんでいるものの、歩くことには問題ありませんでした。ただやはりマンゲツモチの作付られている北側、特に北土手沿いから2m位の所までは、殆ど歩けない状態でした。コシヒカリを収穫して、南側が空けば、より乾燥は進むと思いますが、きつそうです。
山の田圃の方も今日は歩いています。山の下の田圃はかなり乾燥が進んでいて、何とか歩けそうな状態になっています。しかし山の上の田圃は未だとても歩ける状態ではありませんでした。溝を掘らないときちんと水が抜けない可能性が有りそうです。これは結構大変な仕事になりそうです。
- 8月28日
急な話で、袋取りのコンバインを自分で使うことになりそうです。
押切の田圃の収穫をお願いしている家で、今年コンバインの入れ替えを行うことで、今まで使っていた、袋取りのコンバインを使わないかとの話し。当初は、その入れ替えたグレーンタンク式のコンバインで、収穫してもらう予定でした。袋取りの場合、30Kgオーバーの籾袋を扱うことから、かなりの労力を必要とします。まあハーベスターを使うと同じ感覚ではありますが。
色々と検討をしたのですが、コンバインを持つ場合の問題は保管と管理です。特にネズミに対する対策が必要な様です。単に雨に濡れないようにするだけなら、それ程難しくは無いのですが。
自分のコンバインが持てれば、色々と良い面も有ります。基本的にはハーベスターは不要ですし、やり方によっては、バインダーも不要になります。ただ袋取りであるために、かなりきついことには変わりは有りません。
色々と機械を見せてもらったり、話を聞いたりして、結局は譲ってもらうことにしました。機械はかなり古く、ヤンマーのCA135Mで、使用時間は300時間程度です。ネズミ対策をどうするか考えながら、受け入れ態勢を整えることにします。
コンバインに籾乾燥機は必須なのか。
コンバインは基本的に乾燥していない籾を脱穀します。その為脱穀後乾燥が必要になります。ハザかけ乾燥では、乾燥した籾を脱穀しますから、脱穀後の乾燥は基本的には必要ありません。ハザかけを行わず、刈り取り後田圃で置いたまま乾燥して、脱穀すると言う方法も有るそうです。天候などの関係で、ハザかけではどうしても乾燥できず、葉や茎がカビ初めてしまい、仕方なく脱穀して、その後ブルーシートの上で乾燥を行た事は有ります。天気の良い時にコンバインで刈り取り、脱穀を行い、ブルーシートの上で乾燥する方法も有り得ます。二日間乾燥させるつもりなら、このような方法も可能かも知れません。
なぜこの様なことを考えるかと言うと、ハザかけが大変な仕事だからです。ハザかけしたお米は美味しいと言われますが、それは乾燥法の差によることが多いのではと思っています。この方法を実行するには、籾の水分含有量を把握することが必要になります。どうするか、じっくり検討したいと思います。
- 8月29日
コンバインを車庫入れ。
袋取りのヤンマーのコンバインCA135Mを、トラクターを入れてあるパイプ車庫に入れてみました。
エンジンオイルエレメント、フュエルフィルターエレメント、エアークリーナーエレメント、ミッションオイル等々、ホームセンターでは入手出来ない様な物が色々と有りそうです。
部品交換に先立って、クリーニング、注油、ギアーオイルチェック、補充、交換が必要な様です。その他にも色々と確認、調整、修正等が必要な様です。そこまで果たして出来るのか、分かりません。
- 8月31日
押切の田圃の刈り取り日程またまた変更です。
この所の天候の性でしょうか、籾がなかなか収穫時期を迎えてくれません。押切の四角田南側は十分に刈り取り可能な状態ですが、全体として見た時、未だ緑色の籾が目につき、枝梗の色も未だ緑色です。そこで収穫の日程を変更して、9月4,5,6日に変更です。勝負田の方はどうするか、未だ未定の状態です。
天気予報では明日9月1日から2日にかけて雨が降りそうです。と言うことは勝負田の刈り取りは早くて4日になりますが、4日からは押切のコンバインでの収穫ですから、その後になり、早くて6日からになりそうです。押切の田圃の収穫が5日の午前中で終われば、午後から勝負田の刈り取りと言うことも考えられます。
問題は山の上の田圃です。下の田圃はまあまあですが、上の田圃の南側の水がなかなか抜けません。溝を付けて、排水することが必要な様です。今日の午後の状態で、水が貯まっているのは山の上の田圃の南側だけです。一部畦を切り崩し、溝をその部分に繋げて、排水しようかと思っています。下の田圃は一応水は抜けています。明日は雨の予報ですから、明後日の仕事になるかと。3日はコンバインでの収穫の準備で、押切の田圃の電気柵を外し、場合によっては草刈を行うことになります。明日の雨があまり降らない様であれば、明日にでも上の田圃の溝切を行いたいと思います。ここしばらくは田圃で忙しくなりそうです。畑の方もそろそろ忙しくなります。