田圃を楽しむ/2014-05-23
田圃を楽しむ-25。
- 5月23日
押切三角田に除虫菊パウダーの希釈液流し込み。
ザリガニがかなりたくさんいる押切三角田に、除虫菊パウダーの希釈液を如雨露で流し込みました。1Kgのパウダーを水20リッターに溶かして、如雨露で畦を歩きながら流し込みです。同じ処理をした勝負田の土手草刈を今日していますが、真っ赤になった大きなザリガニを2匹ほど見つけています。あまり除虫菊パウダーはあまり効果が無いと言うことでしょうか。もう少し様子を見ないと分かりません。
押切三角田、四角田の稲は、やっと根がしっかりしたようで、水の上にその姿をくっきり見せるようになっています。
上の写真でも分かるように、押切三角田と、勝負田は水が濁っています。そして押切四角田は濁ることは無く、藻がかなり繁茂しています。この差が何故生じるのか、分かりませんが、ザリガニがたくさんいると、水は濁ったままで、雑草はほとんど生えることは有りません。稲もかなりかじられはしますが。先日散布した米糠は、まだ赤くは変色していません。早く変色して欲しいと思っているのですが。
山の田圃はまだ米糠の散布が残っていますが、田圃の次の作業は中耕除草です。田植えからそろそろ二週間になりますので、タイミング的には何時でも良いのですが、なかなか踏み切れません。機械の方は既にスタンバイしています。補植をしながら、一番感じていることは、畝間がしっかりしていないことです。その為無造作に中耕除草機を入れると、せっかくの株を倒してしまいそうです。長い畝の部分は特に問題は無いのですが、補植した部分が特に気になります。その辺りは手で除草するとして、長い畝の部分だけ中耕除草するとしても良いのでしょう。何時にしようか、そろそろ決めたいですね。
- 5月25日
山の二枚の田圃に米糠散布。
今日は午後3時過ぎ、時間が取れたことと、風が殆ど無くなったことから、山の田圃に米糠散布を行いました。米袋8袋で十分なところ、無理して9袋散布しました。
![]() | ![]() | 左が米糠散布後の山の上の田圃、そして同じく右が下の田圃です。風が殆ど無かったために、米糠は余り広がらず、その場で沈んでしまった感じです。これは米糠散布として最高な状態でした。後は水温が上がって、米糠が上手いこと発酵(赤色に変色)してくれることを待つまでです。一つ心配事が、と言うのはここはイノシシが頻繁に出るところ、荒らされないか。猪は米糠が好きな様で、捕獲の餌としても使うようですから。 |
今の所猪は畦の部分を荒らしているだけです。明日の様子を見て、電気柵を設置することを考えたいと思います。普通なら田圃への電気柵の設置は7月の半ば過ぎなのですが。電気柵はイノシシ用ですから2段で十分なので、設置にはそれ程時間はかからないと思います。
今日改めて田圃全面を歩いてみて、株が抜けている部分が多いこと、そして土の深さがバラバラなことを認識しました。田圃として一番条件の良い勝負田は、補植の必要性が殆ど無く、全て田圃をこのような状態にしたいと思っています。
山の田圃は雑草がいっぱいか?。
防草用の米糠を散布しながら気が付くのですが、山の田圃は雑草がいっぱいの予感です。特に気になるのは、下の田圃の南側、東側、そして上の田圃の東側土手、畦です。下の田圃南側の土手の下には既にコナギがかなり生育しているのが確認できましたし、両方の田圃の東側土手、と言うか畦際にはせり科の雑草がかなり見られます。これは近い内に徹底的に手で取り除くことが必要です。除草機を入れてかき混ぜてしまうと、拡げてしまう可能性があり、今は出来ない感じです。
それに対して押切の二枚の田圃、及び勝負田の方は今の所良い状態の様です。一番危ないのは押切四角田ですが、まだ様子見の状態です。三角田、勝負田は、水がかなり濁った状態で、土の状態は全く分かりません。何時までも濁っていると良いのですが、これから雨が多くなると、濁りも消える可能性があり、要注意です。
- 5月26日
山の二枚の田圃の畦沿い、土起こし除草。
畦から侵入する雑草は色々と有ります。そこで山の下の田圃の南、東側の畦沿い、及び上の田圃の東側畦沿いの部分に鍬を入れて、土を起こし(剥がし)雑草の除去を行っています。剥がした土は土手に上げて、土手補強に使います。これで畦から侵入する雑草はかなり抑えられるのではと期待しています。
- 5月27日
昨夜から今朝にかけての雨で、どこの田圃も満水に。
昨夜から今朝にかけて100mm程の雨が降ったようです。その為どこの田圃も満水状態になっています。押切の田圃と、勝負田はこのまま満水状態を維持できると良いのですが、なかなかそうは行きません。水持ちが悪い押切では、直ぐに減水してしまいます。これから暫くは雨が降らない様ですから、毎日水を追加してやる必要が有りそうです。去年の例からしても、浅い所は雑草が繁茂しやすく、水さえ深ければかなりの雑草は抑えられそうですから。あれだけ雨が降ったにも関わらず、押切三角田と勝負田は水が濁ったままの状態を維持しています。又押切四角田の表面に繁茂していた藻は何故か、かなり減った感じがしています。