田圃を楽しむ/2014-03-29
田圃を楽しむ-14。
- 3月29日
苗箱のポリシャインシートすべて剥がし。
今年もやはり苗作りは失敗のような感じです。潅水のし過ぎが原因のようで、以外にも日当たりの良い、西側のプールの苗の発芽状態が良くありません。やはり床土の吸水性の悪さが一番の原因の様です。何がこの吸水性の悪さを招いているのか、まだ詳しく原因を調べていません。
![]() | ![]() | ![]() | 左から東側、中央、西側プールの苗箱の様です。掛けてあったポリシャインシートは午後外し始めましたが、写真は剥がした直後の物です。ハウスのサイド換気はまだ締めてありますから、これからまだ芽を伸ばしてきます。 |
本来はポリシャインシートを剥がしたら、サイドの換気を開けて、内部温度を下げるのですが、まだ発芽と言うか、芽の伸び方が少ないため、敢えてサイド換気を締めて、内部温度を上げています。今日はもうこれ以上温度は上がりませんから、サイド換気を開けるのは、様子を見ながら、早くても明日になります。午後4時過ぎには写真の状態より更に芽が伸びて来たようです。今回思い切ってシートを剥がしたのは、発芽の良くない理由は、過湿だろうと考えてのことです。本来伸びの良いはずの、西側の苗箱の芽の伸びが良くありませんから。
追加でコシヒカリ8箱播種。
コシヒカリの苗は103箱有ります。でも発芽の様子があまり思わしくないように見えるので、今年も又追加播種です。今日はハウス内で、サイド換気が締めてありますので、ポリシャインシートを仮にかけてありますが、サイド換気を開けた状態です、ネオポリシャインシートに変更予定です。こちらのシートは光の反射が弱く、保温性が高いので、注意が必要です。
昨年同様に苗が少なくなると考えて、残っていた床土を入れた苗箱8個に、追加でコシヒカリの播種を行いました。床土は写真のようにカビだらけでで。このカビはEMボカシから来るものと思います。多分何も悪いことはしないと思い、床土にかき混ぜてしまいました。床土をかき混ぜて、潅水してみましたが、やはり水吸いは良くありません。籾殻燻炭が水吸いの悪さの原因とは考えられませんので、ピートモスがEMボカシが原因と思われます。今年こそはきちんと原因を追究する必要が有ります。
明日は曇り後雨の予報が出ています。予報通りの天候になると、サイドの換気は明後日以降の解放になりそうです。更に温度の上昇が有る場合は妻面の換気も行うことになります。
- 3月31日
シートを剥がして二日目、今の所順調な感じ。
昨日は雨が降り、ハウスの苗箱には再びポリシャインシートを掛けました。今日は天井からの滴の落ちるのを待って、再びシートを剥がし、苗を日に当てています。苗箱のカビが多少気になりましたので、カリグリーンを軽く散布しています。カリグリーンは炭酸水素カリウム水溶剤で、肥料に分類され、肥料の名前は粗製加里塩で、水溶性カリを37%含有するものです。うどんこ病等の殺菌に使われるものですが、農薬では有りません。
EMボカシのカビは、苗箱をプールに入れると消えてしまいます。でもいつまでもカビが表面に有るのは気持ち良くありませんから、効果は不明ですが、カリグリーンの500倍希釈液を散布しています。
100%籾殻燻炭の床土で、朝紫、マンゲツモチを播種。
今まで毎年田圃では朝紫を作ってきました。今年はやめるつもり苗を用意しなかったのですが、ノギ取りも行わず、バケツの中で適当に浸種していた種籾が、催芽も行わないのに、発芽して来たので、苗を作ることにしました。単純に作るだけでは面白くないので、思い切って100%籾殻燻炭で床土を作ってみました。覆土はソルチ焼土をそのまま使っています。
![]() | ![]() | ![]() | 左から100%籾殻燻炭の床土に朝紫を播種したところ。そして真ん中は船の中で苗箱の下から潅水している様子です。そして右は家の前の畑に移動してシルバーホッカを掛けたところです。苗箱は合計16枚置かれています。 |
シルバーホッカは下側に不織布、上側にシルバーのシートで構成されていて、多少の保温性もあります。ただそのまま放置してしまうと、内部がかなり高温になってしまうので、発芽後は注意が必要です。今回庭の畑に置いたのは、先日播種したコシヒカリ8箱、そして今日播種した朝紫5箱、マンゲツモチ3箱です。
今回は床土を混成した直後に播種、潅水していますから、水の吸いはそれ程悪くは有りませんでした。船の中に入れて、1分以内には全体に水が行き渡る感じです。来年に向けての良い経験が出来ました。更に苗が上手く育てば、籾殻100%での床土が可能なりそうです。
押切三角田東側で畦塗りの為の土寄せ。
三角田の東側は土手になっていて、その上は道、更にその東側は川になっています。その川の土手の部分が昨年の大雨で崩れてしまい、今はその場の竹が切り倒されたままになっています。道の反対側が崩れたのですから、田圃の側にも何らかの影響は有ると思います。大雨の後、田圃側の土手の一部分も多少崩れています。この事が理由かどうか分かりませんが、三角田の水漏れが昨年より激しい感じがしています。そこでそれを少しでも改善するために、土手の田圃と接する部分を塗ることにしました。その下準備で、今日は土寄せを行っています。この後時間を見て、踏み固めながら塗ってみたいと思います。
- 4月1日
押切三角田東側土手畦塗り。
昨日土寄せした三角田東土手の畦塗りを行っています。畦塗り後トラクターを空走りさせ、更にその後軽く代かきを行っています。
今除虫菊パウダーをネットで注文しています。入手出来次第、勝負田に水に溶いて散布の予定です。勝負田は代かき後、何時まで経っても濁りが消えません。ザリガニを含む色々な物が繁殖して、土をかき回しているためかと思います。これが除虫菊パウダーを散布後どうなるのか、非常に気になるところです。