田圃を楽しむ/2014-03-14
田圃を楽しむ-11。
- 3月14日
押切の二枚の田圃第一次代かき完了。
昨夜の雨は30mm程度降ったようで、押切の三角田、四角田両方共一気に第一次代かき実施です。30mm程度の雨では代かきには少し足らず、水を入れながらの代かきとなりました。
四角田と三角田の表面に有る浮遊物の差は、春起こしで鋤きこんだ緑肥の差のようで、四角田の方がはるかに多いようです。その量の差が濁りの差に見えるのかも知れません。
押切の方は終わったのですが、勝負田の方がまだそのままです。昨夜の雨で水位はかなり上がっていて、代かきをするには高すぎの感じです。濁りが多少収まった所で水をある程度抜き、代かきになるかと思います。濁りがなかなか取れない場合は、水位の高い状態で、代をかく深さを浅くしてやっても、良いかもとも思っています。ほんの表面だけ代かきすることになりますが。勝負田は水がほとんど漏れませんから、それでも問題無いかも知れません。田植えが出来る程度に土が柔らかになれば良いと考えています。
そろそろ種まきの準備も本格的に行うことが必要な時期になりました。浸種中の種籾は、まだ発芽の気配は有りません。気配を感じる前に土の準備が必要です。今年は籾殻燻炭の率を高くする予定ですから、早めに材料の配合比率を決めなければなりません。と言っても、ピートモスの量をどうするかだけですが。材料はあまり早めに混成してしまうと、去年の様にカビが発生してしまいますから、発芽の見極めが大切です。ここへ来て浸種している水温が高めになっていますから、要注意です。
- 3月16日
強い南風の中、勝負田の第一次代かき完了。
今日は朝方からかなり強い南風が吹いていますが、そんな中勝負田の代かきです。風は春一番になるのではと。
この状態になって果たして孵るかどうか分かりませんが、まだまだカエルは卵を産むでしょう。今の所水を張っている田圃は家だけですので、ここで産むしかないようです。第二次の代かきは4月の半ば過ぎになりますから、それまでにはオタマジャクシになっているでしょう。
田圃の方は一次代かきまで終わり、次は播種に向けての準備に入ります。と言っても床土、覆土を混成して、苗箱に床土を入れるだけですが、これがかなり大変な作業です。特に今年は籾殻燻炭の率を上げますので、酸度調整が再度必要になります。PH5~5.5狙いです。