田圃を楽しむ/2012-07-12
田圃を楽しむ-31。
- 07月12日
朝紫がもうじき出穂です。
コシヒカリにも僅かですが、三角田で走り穂が確認できます。
ちょっと気を抜いている間に、朝紫の穂が出てしまいました。見ていたはずはずなのですが、2日間程見落としていたようです。朝紫はコシヒカリに比べると、早生ですから、毎年今頃から穂が出始めます。穂はまだ80%までは出ていませんから、出穂と言う訳にはいきません。去年よりは多少早い感じがしています。
朝紫と同じ三角田で作っているコシヒカリにも、ほんの一部ですが走り穂が確認できます。三角田全体で確認できるかどうか、明日にでもよく見てみたいと思います。少し前から四角田に比べて、葉色が落ちてきたと感じていたのですが、これが穂の出る前段階かも知れません。四角田の方も一部ですが、葉色が落ち始めてきています。こちらも注意深く見ていく必要がありそうです。
周りの田圃ではまだ穂が出ていませんから、朝紫は猪の格好の餌食なってしまいます。そこで今日早速電気柵を設置するための草刈を始めました。押切の田圃を使うのは今年が初めてですが、一昨年は三角田が猪に相当にやられていることを見ていますから、電気柵は必須です。四角田の方はまだ草刈が終わっていませんから、電気柵は設置できませんが、こちらも出来るだけ早く設置することが必要です。
押切には三角と四角の二枚の田圃がありますが、そこを一台の電気柵用電源でカバーすることが必要になります。二枚の田圃の外側を電気柵で囲うことが出来れば良いのですが、その間に用水路(排水溝)があり、その部分から猪が田圃に侵入する可能性もあり、各々の田圃を個別に電気柵で囲い、それを繋げることになります。さてどのような形にするか、色々と考えることが必要です。
- 07月13日
押切三角田に電気柵の設置。
昨日草刈を終えた押切三角田に電気柵を設置しました。設置自体はそれほど面倒なものではありません。角々に事前にターミナルを取り付けた、木製の杭を打ち込み、更にワイヤーガイドを取り付けたグラスファイバー製のポールを約4m間隔で打ち込み、ワイヤーを張るだけですから。
家の近くの田圃では、早速猪に田圃の中を横断されています。そろそろ猪の関心が田圃に向き始めそうです。猪に横断された田圃でも、早速電気柵を設置しています。今のところ猪から田圃を守る方法は電気柵しかないようです。
- 07月14日
勝負田に電気柵の設置。
押切四角田のコシヒカリにも走り穂確認。
九州地方では大雨が降っているのに、こちらでは予報に違えて全く雨が降ってくれません。降りそうな雰囲気は有るのですが。今日は予定通り勝負田に電気柵を設置しました。ここの田圃は隣の田圃と共同での設置です。
押切の四角田のコシヒカリにも、僅かですが、走り穂が確認できました。花も咲いています。三角田の朝紫の花も確認できました。朝紫は明日にでも出穂の状態になります。
これで朝紫の成熟期は8月21日辺りで決まりのようです。押切四角田のコシヒカリは、一番南側の畝で走り穂が見られます。花まで咲いていますから、昨日辺りに穂が出たのではと思います。四角田は相変わらずモグラが穴を開けて、水を漏れさせています。困ったものです。
勝負田の畦際には、真っ赤になった大きなザリガニがうようよいるようです。畦に穴を開けて、水を漏らすと言ういたずらを始めています。いたずらのつもりではないとは思いますが、何とかしなければなりません。
- 07月15日
押切四角田にも電気柵の設置。
迷っていた四角田にも電気柵の設置です。と言っても電源は、三角田に設置してある物を利用しています。電源の能力として、500mはありますから十分にドライブ出来ます。ただ西側の上の田圃でも毎年電気柵を張っていますから、その部分は一部分抜いた感じになっています。上の田圃で電気柵を張ったときに調整しようと思っています。
- 07月17日
押切四角田の稗、三角田のコナギ取り。
今日は梅雨明けとの報道、でも梅雨はとっくに明けている。午後はとても暑くて仕事にならない。午前中押切りの田圃の除草を行いました。
朝紫は完全に出穂しましたが、コシヒカリの方はもう少し時間がかかりそうです。田圃の中のほうを歩いてい見ると、四角田も三角田もそれほどの差はないようです。後一週間以内には出穂となると思います。とすると9月2日頃が成熟期になるのですが。実際にはもう少し早いかも知れませんが。