田圃を楽しむ/2012-03-11
田圃を楽しむ-14。
- 03月11日
全ての田圃を一気に荒代かき。
昨日までの雨が上がり、田圃には適当に水が溜まっています。特に勝負田と押切三角田は代かきにちょうど良い位の水が溜まりましたから、四角田も含めて一気に代かきを行いました。四角田はさすがに水が少なく、水を入れながらの代かきになりました。やはり少し足らない状態での代かきで、十分な代かきにはなりませんでした。四角田は真ん中辺りに島のある状態での代かきで、代かき中、周りからトンビが大量に飛来して来て、島の周りに降りて何かついばんでいました。
四角田の水は結局朝から入れ始めて、夕方4時過ぎまで入れました。それでもまだ島は無くならない状態で、かなりの高低さが有ります。更に畦際からはそれ程多くは無いのですが、水漏れがあります。今日張った水が明日どの程度まで減っているか、非常に気になるところです。予定としては14日頃もう一度代かきを行うつもりですが、減水が激しいようなら、明日又代かきと言うこともありそうです。勝負田、押切三角田とも高低さはありますが、大体許容限ぎりぎりの感じです。こちらも水の減り方を見ながら、代かきの時期を考えます。その時は高い部分の土を少しでも低い部分へ移動できれば良いなと思っています。
押切四角田に来ていたトンビは何をついばんでいたのでしょうか。今田圃に見受けられるのは、オケラ、イモムシ、辺りしか確認できません。ほかにトンビには見える何かが居るのかも知れませんが、私には見えません。三角田の方には来なかったことを考えると、草に付いていた芋虫をついばんでいたかも知れません。四角田の水漏れを確認中、畦際に吹き寄せられた芋虫をかなりたくさん確認できましたから。
勝負田の方には大量のカエルのの卵が浮かんでいます。でもこれを食べるのは居ないようです。ロータリーでかき回してしまいましたので、かなりのものは死んでしまったかも知れませんが、不思議と卵の塊はそのままの状態で残っていました。
トラクターは尾輪をつけた状態で使いましたので、尾輪に泥が絡みつき、限界に来ると大きな塊がボトンと落ちて、後処理が必要になってしまいました。次からは尾輪を使わないで代かきをするつもりです。今回よりもより浅くかくつもりですから、深く潜りすぎることは避けられるのではと思っています。
種蒔の時期も近づき、これからいろいろと忙しくなります。田圃の早い時期での代かきは、除草剤を使わずに、雑草を抑える目的ですから、こちらより、育苗の方に時間を割くようになるかと思います。侵種は既に100℃日は過ぎていますから、何時でも催芽出来る状態ですが、今しばらく侵種を行い、発芽を揃える様にして行きたいと思います。
- 03月12日
押切四角田の高低差修正。
朝方トラクターを持ち込み。押さえ板のバネ圧を最高にし、耕深を利かせ、ロータリーを回さずに土を引きました。
今日侵種中の籾を確認したところ、ほんの一部ですが、鳩胸になりかけている籾が見つかりました。そろそろお目覚めのようなので、明日昼頃から催芽を行うつもりです。32℃で20時間程度ですから、早ければ明後日14日には播種が可能な状態になります。天候と温度を見ながら、何時播種を行うか、決めることにしています。
- 03月13日
種籾の催芽開始。
今日は昨日の風呂の残り湯で、種籾の催芽を開始しました。昨日40℃だった風呂のお湯は、朝方37℃程度まで落ちていました。更に催芽を開始するお昼には、35℃程にまで落ちていました。催芽の適温32度程度ですから、適温といえば適温です。
去年は催芽不十分な状態で播種してしまい、発芽が揃わずに後々苦労しました。今年はきちんと籾が鳩胸状態になってから、播種しようと思っています。回りの十尾は着々と進んでいますから、後は籾の鳩胸を待つだけです。催芽した種籾は、直ぐに播種する必要はなく、しばらくは保存できますから、出来るだけ播種に条件の良い日を待ちたいのですが、果たしてどうなるか。