田圃を楽しむ/2012-01-22
田圃を楽しむ-4。(古代米の味は)
- 01月22日
古代米、緑万葉と紅朱雀の味。
昨年収穫した古代米の緑万葉と、紅朱雀を最近食べてみました。緑万葉はもち米ですので、玄米と言っても玄米シェフを一回通した状態(1分~1.5分挽き)でおこわにして、そして精米した状態でお餅にして、そして紅朱雀は玄米そのままを炊飯して食べてみました。
緑万葉のおこわは、玄米シェフを一回通していますから、色は多少薄くなてしまいますが、やや柔らかい感じのおこわになり、美味しく食べられます。精米したもののお餅は、これも多少柔らかい感じで、くせは少なく、美味しく食べられます。次回は玄米のままのおこわと、玄米シェフを一回通した玄米もちを試してみようかと思っています。糠の部分を外してしまうと、せっかくの色が無くなってしまいますから、意味がなくなりますから。この玄米もちがどのようになるか楽しみです。
紅朱雀は玄米のまま炊飯器で炊いて食べてみました。炊き上がったご飯はかなり濃い赤色で、普通のコシヒカリを玄米の状態で炊いたご飯とあまり変わらず食べられます。今は普通コシヒカリの玄米に、朝紫を少し加えて炊いていますが、それに比べて、食感が劣ることは無いようです。玄米のまま炊いて食べるのであれば、紅朱雀で十分の感じです。ポリフェノールなんかは余程その方が多いのではと思います。
緑万葉も紅朱雀も玄米のまま調理することに意味があり、精米してしまっては全く意味が無くなってしまいます。玄米のままですと、コシヒカリ、マンゲツモチと比較してもさほどの差は有りませんから、微量栄養素と言う点からは、古代米の方が意味が有りそうです。したがって自家用には、玄米を食べ続けることを条件に、紅朱雀、緑万葉を栽培することの方が優位なようです。