ハウスを楽しむ/2013-06-12
ハウスでトマト作りー5。
- 6月12日
アブラムシが退治できない。
トマトにアブラムシが大量に発生していて、特に被害が大きいのが桃太郎。二週間以上前からアブラムシの大量発生に気が付き、手で潰したり、牛乳の原液を散布したり、木酢の希釈液を散布したりしていましたが、全く効果がありません。桃太郎に至っては生育が完全に阻害されるまでになっています。
![]() | ![]() | ![]() | 左が花芽に付いたアブラムシ、真ん中が新芽に付いたアブラムシ、そして右がトマトの畝のようです。手前側の桃太郎の成育が、後ろ側の甘太郎に比較して、極端に遅れています。アブラムシに養分を殆ど吸われてしまったためでしょう。 |
上の写真のアブラムシは、相当に少ない物で、多い場合はアブラムシに全体が被われてしまうほどです。何とか農薬無しでと考えて、色々とやってみたのですが、無駄でした。牛乳は4回ほど、木酢は2回ほど散布しています。そして毎日手で潰しているのですが、だめです。
そこでしかなくスミチオン乳剤を使わざるを得ないと判断して、今日2000倍希釈液を散布しました。収穫の14日前まで、2回しか使用できません。ミニトマトは第一果房に実がなり始めていますので、これは収穫をあきらめです。
何故今まで発生したことのないアブラムシが発生したのか、原因は不明です。ひょっとすると元肥えに籾殻を入れて、窒素飢餓になることを恐れて、尿素を入れたことが原因かも知れません。これは最初から心配はしていたのですが。もう一つ気になる事として、幹の細さがあります。ハウスの外で作っているトマトは、ミニトマト、甘太郎共に幹がもっと太くなっていて、非常に元気です。そもそもハウスで作るということは、こういう事かと考えさせられてしまいます。でも去年まではそのようなことはなかったことを考えると、連作障害とも考えられます。
今日スミチオンを散布しましたから、その結果がどうなるか、しばらく様子見です。これでもアブラムシが収まらない場合は、今年はハウストマトはあきらめになります。路地トマトだけになります。