ハウスを楽しむ/2012-07-14
ハウスでメロンとトマト作りー8。
- 7月14日
メロンがそろそろ摘果の時期になります。
トマトは大きなもので直径が8cmオーバーです。
メロンは受粉を始めて10日になり、初期に受粉したメロンは大きなもので直径が6cm程になっています。そろそろどの蔓の実を育てるか、決める時期になりました。メロンの株は芽止めをしたものの、未だ伸びていて、先端がハウスの天井に当たってしまい、下側に曲がってきているものもあります。育てるメロンを決めると同時に、先端のどの蔓を伸ばすか、これも決めることが必要になっていました。
メロンの株をよく見ると、受粉したはずの雌花に実が成長していないものもあります。その為に蔓3本に受粉をしているのですが、自家採種の株に多少多く見られるように思います。こんなところに自家採種の影響が出るとは思いませんが、ちょっと気になります。株には成長の早いものから、遅いものまで色々とあり、早いものほど生育は良いようです。そう言った意味から苗を揃える事が必要だと確認できました。
一方トマトの方は少しずつ成熟に近づいているようです。桃太郎では直径が8cmオーバーのものも出始め、甘太郎でも更に大きな実にもなり始めています。八百屋さん等では小さな桃太郎も売っていますが、あれはひょっとするとはね出しではないだろうかとさえ思ってしまいます。第一果房になる実は大きいので、これから大きくなっていく第二果房以降がどうなるか、注意深く見てみようかと思っています。
- 7月15日
メロンの吊るしと摘果開始。
今日は非常に暑くなりました。これでは外の農作業は出来ません。ハウスの中も当然ですが、短時間なら我慢も出来ますが。午前中の早い時間にメロンの吊るしと摘果を始めました。
トマトは未だ赤らんでいませんが、一つだけ尻腐れで赤くなり始めたものがあります。これはちょっと注意が必要かも知れません。この実は早めに取ってしまった方が良いかも知れません。尻腐れ病はカルシウム不足で発生すると言われています。そう思って意識的にカルシウムを入れたのですが、もう一つの要因である、窒素の効きすぎが抑えられなかったのでしょうか。今しばらく様子見です。
- 7月16日
トマトの尻腐れはやはりカルシウム不足か。
メロンの実の吊るしは終了しました。
トマトの一つの実の尻腐れが気になり、よく見てみました。どうやら窒素過多ではなく、カルシウムの不足が原因のようです。
![]() | ![]() | 左のトマトの葉っぱを見たところ、決してカールしていることはありません。一時期カールしていたこともありましたが、今は全く問題ありません。右は株の下葉の様子で、多少縞模様が出ています。全ての株でこのようになっているわけではありませんが、真ん中の畝で多い感じです。今のところ尻腐れの症状が出ているものは、一つだけです。今後注意深く様子を見ていくつもりです。 |
メロンの吊るしと摘果は今朝終わりました。受粉が7月4日から、7月11日で終わっていますから、8月の末には収穫時期を迎えられそうです。後はうどん粉病を出さないように注意が必要です。
- 7月18日
桃太郎が色着き出した。
今朝確認したところ、桃太郎で実が色着き出しているものが確認できました。という事は大きさとしては今生っている程度が限度と言うことになりそうです。でもお店で売っている桃太郎よりはかなり大きな実です。甘太郎の方はまだ色着きは確認できていません。こちら方が実としては大きくなります。ただばらつきは大きな感じです。